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ベネッセ
情報通信・メディア・ゲーム創業1955年・71年目
1955年に福武哲彦が岡山市で福武書店を設立し、進研模試や通信教育の進研ゼミで事業を広げ、1995年に社名をベネッセコーポレーションに改めた。
この会社の歩み
福武書店の設立は、前の出版社の倒産から半年後のことだった。1916年に岡山県で生まれた福武哲彦は、小学校教員などを経て1949年に岡山で富士出版を設立したが、同社は1954年7月に倒産した。1955年1月、哲彦は岡山市南方で株式会社福武書店を設立する。会社はこの設立を創業としており、創業と法人化は同じ時にあたる。
事業の柱は模試と通信教育である。1962年に高校生向けの「関西模試」を始め、1969年には東日本で「進研模試」の名で実施した。同じ年に高校生向けの通信教育講座を開き、1972年に中学生向け、1980年に小学生向け、1988年に「幼児講座」(現「こどもちゃれんじ」)と対象を広げた。1986年に哲彦が急死し、長男の福武總一郎が2代目社長となった。1995年4月に商号をベネッセコーポレーションに改めている。
その後は介護や芸術にも事業が及んだ。2000年に介護事業会社ベネッセケアを設立し、2004年には直島に「地中美術館」が開館した。2014年7月には、委託先の元社員による顧客情報の持ち出しと売却が判明した。2024年5月にMBOに伴って上場を廃止し、2026年4月に持株会社が事業会社を吸収合併、5月に今の商号となった。本社は岡山市北区にある。ベネッセHDの2024年3月期の連結売上高は4,108億円で、10年前の0.88倍である。
年表と基本データのうち、資料で確かめられた事実(確度A・B)だけをもとに書いています。
基本データ
| 正式社名 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
|---|---|
| 創業 | 1955年1月 株式会社福武書店を設立(公式表記「創業」) |
| 設立(法人化) | 1955年1月 株式会社福武書店として設立(現法人の起点) |
| 創業者 | 福武哲彦 |
| 創業の地 | 岡山県岡山市南方 |
| 本社 | 岡山県岡山市北区 |
| 上場 | 非上場 |
| 売上高 | 4,108億円 2024年3月期・連結 |
| 営業利益 | 202億円 営業利益率 4.9%(計算値) |
| 主なブランド・商品 | 進研ゼミ、こどもちゃれんじ、進研模試、たまごクラブ、ひよこクラブ |
| 注記 | 旧ベネッセホールディングス(2024年5月にMBOで東証プライム上場廃止、旧証券コード9783)が2026年4月に事業会社ベネッセコーポレーションを吸収合併し、同年5月に商号変更した法人。業績はベネッセHDの連結 |
数字は資料に書かれた時点のものです。調査日:2026-11-07
売上の推移
連結・単位は億円。資料で確かめられた年だけを結んでいます。
年表
36件- 1916.1福武哲彦、岡山県に生まれる
- 1935哲彦、岡山県師範学校を卒業し小学校教員に
- 1944哲彦、満蒙開拓青少年義勇軍の担当として岡山県庁へ
- 1949哲彦、岡山で富士出版を設立
- 1954.7富士出版が倒産
- 1955.1株式会社福武書店を設立(岡山市南方420番地) 設立
- 1962.4関西進学研究会を設け、高校生向け「関西模試」を開始
- 1969.1高校生向け通信教育講座「通信教育セミナ」を開講
- 1969.3東京支社を設置し、東日本で「進研模試」の名称で実施
- 1972.12中学生向け「通信教育セミナ・ジュニア」を開講
- 1980.9第1次CI。進研ゼミ「小学講座」を開講
- 1986創業者・福武哲彦が急死し、長男・福武總一郎が2代目社長に
- 1987.4株式額面変更のためタバイサイエンスと合併 合併・再編
- 1988.4進研ゼミ「幼児講座」(現「こどもちゃれんじ」)を開講。台北支社を設立
- 1989直島に「直島国際キャンプ場」が開設される
- 1990.9第2次CIでブランド「Benesse」を発表
- 1993.2米国の語学学校ベルリッツを買収(子会社化) 合併・再編
- 1993.10「たまごクラブ」「ひよこクラブ」創刊
- 1994東京支社(現・東京本部)を東京都多摩市に移転
- 1995.4商号を株式会社ベネッセコーポレーションに変更。大阪証券取引所2部・広島証券取引所に上場 改称
- 1996「サンキュ!」創刊
- 2000東証1部に上場。介護事業会社ベネッセケア設立、伸こう会を子会社化 上場
- 2003介護事業会社3社をベネッセスタイルケアに統合
- 2004直島に「地中美術館」開館
- 2007東京個別指導学院を子会社化 合併・再編
- 2009.10持株会社体制に移行、商号を株式会社ベネッセホールディングスに変更 改称
- 2010瀬戸内国際芸術祭が始まる(ベネッセアートサイト直島が共催に参加)
- 2014.3連結売上高がピークの4,664億円
- 2014.7顧客情報の漏えいが判明(委託先の元社員による持ち出し・売却)
- 2019Classiを子会社化 合併・再編
- 2022ベルリッツの全株式を譲渡(2月14日付)
- 2024.5MBOに伴い東証プライム市場で上場廃止 上場
- 2025デジタルハリウッドを子会社化 合併・再編
- 2025.1介護・保育の中間持株会社ベネッセスタイルケアグループ設立 合併・再編
- 2026.4教育グループ(ベネッセコーポレーション)と介護・保育グループ(ベネッセスタイルケアグループ)に分社化。持株会社が事業会社ベネッセコーポレーションを吸収合併(効力発生日) 合併・再編
- 2026.7鉄緑会を運営する東京教育研の全株式をヒューリックへ譲渡すると発表
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出典
年表の各項目の確認に使った資料です。
- ベネッセ「会社案内2026」(沿革・会社概要・事業。数字は2026年4月現在の表記) 公式(会社案内)
- ベネッセホールディングス「2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」2024年5月15日 決算短信
- The社史「ベネッセ 第2章」(典拠:日経ビジネス1991年3月11日号・1994年2月28日号・1994年12月5日号、有報沿革) 二次情報
- ベネッセホールディングス 会社案内(2022年7月発行) 公式(会社案内)
- 観光庁 多言語解説文データベース「Benesse Art Site Naoshima: How It All Began」 公的資料
- マネー現代(講談社)「最大手『ベネッセ』が苦戦する一方、『学研』は…」2026年7月30日 経済メディア
- 法人番号6260001006015(商号変更・吸収合併の履歴) 登記情報の転載
- ITmedia NEWS「ベネッセ情報漏えいは2895万件に…」2014年9月10日/INTERNET Watch 同日記事 IT専門メディア
- ベネッセスタイルケアグループ 会社概要(HRMOS掲載) 公式(採用ページ)
- ベネッセコーポレーション「株式会社東京教育研(鉄緑会)の株式譲渡に関するお知らせ」2026年7月7日 公式リリース
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