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信越化学工業
素材・化学創業1926年・100年目
1926年に長野の電力会社・信濃電気が信越窒素肥料として設立し、1940年に信越化学工業へ改称、戦後はシリコーンや半導体シリコンへ事業を広げた。
基本データ
| 正式社名 | 信越化学工業株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 1926年9月 信越窒素肥料株式会社として設立(創業と同日) |
| 設立(法人化) | 1926年9月 信越窒素肥料株式会社として設立 |
| 創業の地 | 長野県長野市大字吉田(設立時の本社) |
| 本社 | 東京都千代田区 |
| 上場 | 東証プライム(4063) |
| 売上高 | 2.57兆円 2026年3月期・連結 |
| 営業利益 | 6,352億円 営業利益率 24.7%(計算値) |
| 従業員数 | 27,342人 2026年3月期・連結 |
| 社員(単体) | 平均年齢 40.8歳・平均勤続 18.8年・平均年間給与 899万円 2026年3月期 |
| 主なブランド・商品 | 半導体シリコン、塩化ビニル樹脂、シリコーン、レアアースマグネット、メトローズ |
| 市場での位置 | シリコンウエハー世界シェア約3割で首位(東洋経済オンライン、2024年) |
数字は資料に書かれた時点のものです。調査日:2026-10-15
売上の推移
連結・単位は億円。資料で確かめられた年だけを結んでいます。
年表
87件- 1903.5信濃電気設立(取締役会長 越壽三郎)
- 1912.12越壽三郎、信濃電気の取締役社長に就任
- 1926.8信越窒素肥料の設立発起人会を信濃電気吉田営業所で開催 設立
- 1926.9信越窒素肥料株式会社を設立(=設立・創業) 創業
- 1926.10直江津工場用地を取得
- 1926.11直江津工場で地鎮祭
- 1927.10直江津工場完成、カーバイドの製造を開始 商品
- 1927.11直江津工場で石灰窒素の製造を開始 商品
- 1930金輸出解禁の影響で石灰窒素価格が暴落、業績悪化。4月に越社長が経営権を小坂順造に委譲、6月2日辞任。7月26日に名取和作が社長に 海外
- 1931.5小坂順造が社長に就任。本社を東京・丸ビルへ移転
- 1931.12直江津工場の生産を一時中止、ほぼ全従業員を解雇
- 1932.3元社長・越壽三郎、68歳で逝去
- 1937.3信濃電気と長野電燈が対等合併し長野電気設立。長野電気が当社の親会社に 合併・再編
- 1937.6日本窒素肥料保有の当社株4万株を買い入れて消却。日窒出身役員は全員退任
- 1938.6当社初の株主配当
- 1938.1010月1日を創立記念日に制定
- 1938.12群馬県に磯部金属試験所を設置(のちの磯部工場)
- 1939.3直江津工場で金属マグネシウムの製造開始
- 1940.3信越窒素肥料から信越化学工業へ商号変更 改称
- 1941.1磯部金属試験所が陸軍の監督工場に指定される
- 1941.1朝鮮重化学工業設立に出資(当社20%)。1942年12月23日に全株を日本化成工業に譲渡
- 1945.5大同化学工業を吸収合併し、武生工場(福井県)発足 合併・再編
- 1945.8終戦2日後、直江津工場で石灰窒素の生産を再開
- 1945.10磯部金属試験所を磯部工場に改称
- 1947.10昭和天皇が直江津工場を視察
- 1948武生工場が「低成分事件」で告発・起訴(1952年4月、恩赦で免訴)。6月28日の福井地震で窒化炉12基が操業不能
- 1949.5東京証券取引所に上場 上場
- 1949.10磯部工場でシリコーンの基礎研究を開始
- 1951.5珪素樹脂委員会でシラン合成の成功を発表
- 1953シリコーン事業を国内で初めて事業化
- 1953.1米GEとシリコーン製造の特許実施権導入契約
- 1953.11第3回デミング賞実施賞を受賞
- 1955.3新日本窒素肥料と共同で日信化学工業を設立(当社40%)
- 1956.7小坂徳三郎が社長に就任(小坂順造は最高顧問へ)
- 1957直江津工場で塩化ビニル樹脂・か性ソーダの製造開始(アセチレン法)
- 1957.8シリコーンを初輸出(オーストラリア向けシリコーンオイル) 海外
- 1959.10西独シーメンスと高純度シリコン製造技術の導入契約
- 1960.7磯部工場で半導体(高純度)シリコンの製造開始
- 1960.9信越ポリマー設立
- 1962.2金川千尋が入社
- 1962.3直江津工場でセルロース誘導体(メチルセルロース)の製造開始
- 1966.10直江津工場の酢ビ重合工場で爆発火災事故
- 1967.3信越半導体を設立
- 1967.4信越石油化学工業を吸収合併。武生工場で高純度レアアースの製造開始 合併・再編
- 1967.10「ベンゼン核」を用いたコーポレートシンボルマークを決定
- 1970.8鹿島工場(茨城県)操業開始、エチレン法による塩ビ製造
- 1971.7本社を東京都千代田区大手町へ移転/小林周蔵が社長に就任
- 1972.6松下電器産業とレアアースマグネットの基本特許実施権導入契約
- 1973米国にシンテック社を設立(米ロビンテック社と折半出資) 海外
- 1973.7信越半導体がSEHマレーシア社を設立
- 1973.10直江津工場の塩ビ工場で爆発事故。翌29日に全プラント操業停止
- 1974.7小林周蔵が会長、小田切新太郎が社長に就任
- 1974.10シンテックのフリーポート工場(米テキサス州)操業開始
- 1976.6武生工場でレアアースマグネットの製造開始
- 1978.3金川千尋がシンテック社長に就任
- 1979.6信越半導体の全株式を取得し完全子会社化(ダウコーニングとの合弁解消) 合併・再編
- 1979.10直江津工場で合成石英製フォトマスク基板の製造開始
- 1983.8小田切新太郎が会長、小坂雄太郎が社長に就任
- 1983.11磯部工場で光ファイバー用プリフォームの製造開始
- 1983.12信越ポリマーが東証上場 上場
- 1984.12信越半導体白河工場(福島県)操業開始
- 1987.6決算期を3月末に変更(第111期から)
- 1990.8小坂雄太郎社長が8月21日に70歳で逝去し、金川千尋が社長に就任
- 1992.4直江津工場でフォトレジスト製品の製造開始
- 1993.3金川社長が毎日経済人賞を受賞
- 1999.4日立製作所から半導体シリコン事業を譲り受け
- 1999.12オランダの子会社(シンエツPVC)が塩ビ合弁事業を買収(欧州へ) 合併・再編
- 2000.10信越金属工業を吸収合併 合併・再編
- 2001.2信越半導体白河工場で300mmウエハーの量産開始 商品
- 2003.12オランダ子会社がドイツのセルロース事業会社を買収(スイス・クラリアント社のセルロース事業) 合併・再編
- 2005.3ネオジム系磁石の高特性化技術「粒界拡散合金法」を発表
- 2005.7直江津工場でマスクブランクスの製造開始
- 2008.7シンテックのプラケマイン一貫工場(米ルイジアナ州)第1期稼働
- 2010.6金川千尋が会長、森俊三が社長に就任
- 2011.3東日本大震災で鹿島工場・信越半導体白河工場などが被災
- 2015.12シンテックの塩ビ年産能力が295万tに
- 2016.6斉藤恭彦が社長に就任
- 2020シンテックでエチレンの生産を開始 商品
- 2022.3連結売上高が初めて2兆円台に
- 2023.1会長・金川千尋が96歳で逝去
- 2023.3連結経常利益が初めて1兆円台(1兆202億円)
- 2024.11三益半導体工業を完全子会社化 合併・再編
- 2025.45,000億円の自己株式取得を発表
- 2026.3売上高2兆5,739億円(+0.5%)、営業利益6,352億円(−14.4%)
- 2026.3シンテックの塩ビ・苛性ソーダ事業強化に34億ドル投資を発表
- 2026.4群馬県伊勢崎市の伊勢崎工場(半導体露光材料)竣工式
- 2026.9設立100年
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出典
年表の各項目の確認に使った資料です。
- EDINET DB「信越化学工業株式会社 の沿革」 有価証券報告書(転載)
- 信越化学工業「100年の軌跡」総合年表(-1935、1936-1945、1946-1955、1956-1965、1966-1975、1976-1985、1986-1995、1996-2005、2006-2015、2016-の各ページ) 公式サイト(Web社史)
- 同「信越化学のあゆみ」序章1「窒素肥料から化学分野へ」 公式サイト(Web社史)
- 同 序章2「戦後の復興と新規事業の育成」 公式サイト(Web社史)
- 同 序章3「塩ビ、シリコーンの事業化と成長」 公式サイト(Web社史)
- 同 序章5「経営効率化と海外事業の発展」 公式サイト(Web社史)
- 同 第2章1「金川社長就任と経営改革の始動」(本文は途中までしか読めず) 公式サイト(Web社史)
- 同 第6章「困難を乗り越え、次の100年へ」 公式サイト(Web社史)
- 同「データ集(財務)」 公式サイト
- 信越化学工業「会社概要」(2026年3月31日現在) 公式サイト
- 同「02.『製品』で見る信越化学の歩み」 公式サイト
- 信越化学工業「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026-04-28) 決算短信
- 信越化学工業「代表取締役の逝去に関するお知らせ」(2023-01-05。題名は内容からの推定) 適時開示
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