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豊田自動織機
自動車・輸送機器創業1926年・100年目
豊田佐吉が1924年に完成させたG型自動織機を量産するため1926年に愛知県刈谷で設立され、社内の自動車部は1937年にトヨタ自動車工業として独立した。
この会社の歩み
年表の最初に置かれているのは、1891年に取得した人力織機の特許(特許第1195号「織機」)である。1918年に豊田佐吉が豊田紡織株式会社を設立し、1923年には刈谷に自動織機の試験工場を新設している。株式会社豊田自動織機製作所が愛知県碧海郡刈谷町で設立されたのは1926年11月で、最初の特許から35年後のことだ。
1929年、英国プラット社にG型の特許実施権を譲渡した。翌1930年、佐吉は名古屋で63歳で死去した。1935年にG1型トラックとA1型試作乗用車を完成させ、1937年に自動車部を分離してトヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車)を設けた。1949年に東京・名古屋・大阪の各証券取引所に上場し、1956年にはフォークリフトトラックの製造を始めた。2001年8月までは豊田自動織機製作所を名乗っていた。
2024年、エンジン国内認証における法規違反を国土交通省などに報告し、国土交通省は産業車両用エンジン3機種の型式取消の手続きを始めて是正命令を出した。同じ年、トヨタ自動車が非公開化の初期的な意向を表明した。2026年にトヨタアセット準備株式会社による公開買付けが成立し、同年6月1日に東証プライム・名証プレミアの上場を廃止した。上場から77年後のことである。本社は愛知県刈谷市にあり、2026年3月期の連結売上高は4.37兆円、連結従業員数は81,808人である。
年表と基本データのうち、資料で確かめられた事実(確度A・B)だけをもとに書いています。
基本データ
| 正式社名 | 株式会社豊田自動織機 |
|---|---|
| 創業 | 1926年11月 株式会社豊田自動織機製作所を設立 |
| 設立(法人化) | 1926年11月 株式会社豊田自動織機製作所として設立 |
| 創業者 | 豊田佐吉 |
| 創業の地 | 愛知県碧海郡刈谷町 |
| 本社 | 愛知県刈谷市 |
| 上場 | 非上場 |
| 売上高 | 4.37兆円 2026年3月期・連結 |
| 営業利益 | 1,370億円 営業利益率 3.1%(計算値) |
| 従業員数 | 81,808人 2026年3月期・連結 |
| 社員(単体) | 平均年齢 40.8歳・平均勤続 17.9年・平均年間給与 893万円 2026年3月期 |
| 主なブランド・商品 | 無停止杼換式豊田自動織機(G型)、トヨタブランドのフォークリフト、エアジェット織機、リング精紡機 |
| 注記 | 2026年6月1日に東証プライム・名証プレミアを上場廃止(旧証券コード6201)。親会社はトヨタアセット準備株式会社ほかトヨタ不動産系。2001年8月までの社名は豊田自動織機製作所 |
数字は資料に書かれた時点のものです。調査日:2026-11-01
年表
28件- 1891人力織機で特許(特許第1195号「織機」)を取得
- 1896木鉄混製の動力織機(豊田式汽力織機)を完成
- 1903杼換(ひがえ)装置の特許を取得
- 1905鐘紡での織機の比較評価試験に自社改造機50台を出品
- 1918佐吉、豊田紡織株式会社を設立
- 1921中国・上海に豊田紡織廠を設立 海外
- 1923刈谷に自動織機の試験工場を新設
- 1925佐吉、蓄電池の発明に懸賞金100万円を提供する取り組みを始める 商品
- 1929英国プラット社にG型の特許実施権を譲渡
- 1930豊田佐吉、名古屋で死去(63歳)
- 1935G1型トラック、A1型試作乗用車を完成
- 1937自動車部を分離し、トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車)を設立
- 1949東京・名古屋・大阪の各証券取引所に上場 上場
- 1956フォークリフトトラックの製造を開始 商品
- 1990湖西市の豊田佐吉記念館で生家を復元
- 1994トヨタ産業技術記念館が開館
- 2000トヨタ自動車がG型自動織機1台を英国の博物館に寄贈
- 2017米バスティアン・ソリューションズ、蘭ファンダランデ・インダストリーズを子会社化 合併・再編
- 2024エンジン国内認証における法規違反を国土交通省などに報告
- 2024国土交通省が産業車両用エンジン3機種の型式取消の手続きを開始し、是正命令
- 2024トヨタ自動車が非公開化の初期的な意向を表明
- 2025アイチコーポレーションの株式を一部売却し、関連会社化
- 2026トヨタアセット準備株式会社による公開買付けを開始(1株18,800円)
- 2026公開買付けが終了・成立
- 2026株主総会で株式併合を承認、整理銘柄に指定
- 2026東証プライム・名証プレミアの上場を廃止 上場
- 2026トヨタ自動車が保有していた当社株式の全部を当社が取得
- 2026.3売上高4兆3,695億円(前期比+7%)・営業利益1,370億円(同−38%)(連結)
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出典
年表の各項目の確認に使った資料です。
- 豊田自動織機 有価証券報告書(第148期・2026年3月期)のテキスト表示(沿革・業績・従業員・セグメント・設備・関係会社) 有価証券報告書
- 日本取引所グループ「整理銘柄の指定:豊田自動織機」(2026年5月12日) 取引所
- 豊田自動織機 臨時報告書(2026年6月15日提出、主要株主の異動) 開示書類
- トヨタ産業技術記念館『Redbrick』Vol.97(2026年5月) 企業施設の広報誌
- The社史「豊田自動織機 創業経緯」(典拠:有報、『豊田自動織機四十年史』1967、『トヨタ自動車75年史』、『豊田佐吉伝』) 二次情報
- コトバンク「豊田佐吉」(日本大百科全書、20世紀日本人名事典、ブリタニカ国際大百科事典、山川日本史小辞典ほか) 辞典
- トヨタ自動車「豊田佐吉記念館」 公式サイト
- MONOist「豊田佐吉の歩みを明治初期の日本と世界の自動車技術の発展から浮かび上がらせる」(トヨタ自動車におけるクルマづくりの変革(5)、5/5ページ) 専門メディア
- nippon.com「2026年の周年企業:トヨタの源流となる豊田自動織機が100周年」(典拠:帝国データバンク、豊田自動織機「豊田佐吉物語」、トヨタ自動車のリリース) 報道
- 豊田自動織機「産業車両用エンジン国内認証に関する国土交通省からの行政処分について」(2024年2月22日) 公式リリース
- The社史「豊田自動織機 非公開化(2025)」(典拠:公開買付届出書・報告書、意見表明報告書、有報の後発事象) 二次情報
- 日本M&Aセンター「豊田自動織機 公開買付けの結果」ニュース(2026年3月24日) 専門メディア
- 日経平均プロフィル 銘柄入れ替えのお知らせ(2026年3月24日) 指数算出者
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