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あじかん
食品・飲料・農産・加工食品創業1962年・64年目
1962年に足利政春が広島で玉子焼の「三栄製玉」を個人創業し、巻寿司や弁当の具材をつくる業務用食品メーカーとなり、2010年にごぼう茶の通信販売を始めた。
この会社の歩み
社名は創業から二度変わっている。1962年10月、足利政春が広島市南区で「三栄製玉」を個人で創業した。2年5か月後の1965年3月に株式会社三栄製玉を設立した。1970年1月に「株式会社広島製玉」、1978年3月に「株式会社あじかん」へ商号を改めた。創業から現社名までは15年5か月である。
工場は広島の外にも置かれた。1982年10月に佐賀県の鳥栖工場を新築した。1984年8月には「厚焼玉子の製造方法」が特許登録され、同社初の登録特許となった。1990年には茨城県の守谷工場を譲り受け、3工場体制とした。株式は1990年12月に広島証券取引所、1996年12月に大阪証券取引所市場第二部、2000年3月に東京証券取引所市場第二部へ上場した。
ごぼうとの関わりは、2000年に米飯製品の原料として使い始めたところから始まる。2002年には中国の産地を訪れた社員が、食堂で煎ったごぼう茶に出会った。2008年に広島大学との共同研究で機能性研究を始め、出会いから8年後の2010年5月にごぼう茶の通信販売を始めた。2019年にはごぼう茶として初の機能性表示食品を発売した。創業者の足利政春は2021年1月に逝去した。いまの本社は広島市西区にあり、東証スタンダードに上場する。2026年3月期の連結売上高は514億円で、10年前の1.29倍である。
年表と基本データのうち、資料で確かめられた事実(確度A・B)だけをもとに書いています。
基本データ
| 正式社名 | 株式会社あじかん |
|---|---|
| 創業 | 1962年10月 足利政春が広島市南区で「三栄製玉」を個人創業 |
| 設立(法人化) | 1965年3月 株式会社三栄製玉として設立(1978年に現社名) |
| 創業者 | 足利政春 |
| 創業の地 | 広島県広島市南区 |
| 本社 | 広島県広島市西区 |
| 上場 | 東証スタンダード(2907) |
| 売上高 | 514億円 2026年3月期・連結 |
| 営業利益 | 12.8億円 営業利益率 2.5%(計算値) |
| 社員(単体) | 平均年齢 44.3歳・平均勤続 15.9年・平均年間給与 570万円 2025年3月期 |
| 主なブランド・商品 | 厚焼玉子(業務用)、あじかん国産焙煎ごぼう茶、ごぼうのひみつシリーズ、GOVOCE(ゴボーチェ)、あじかんごぼう RESET SOUP |
| 注記 | 事業会社そのものが上場(持株会社体制ではない) |
数字は資料に書かれた時点のものです。調査日:2026-11-06
売上の推移
連結・単位は億円。資料で確かめられた年だけを結んでいます。
年表
58件- 1962.10創業。足利政春が広島市南区で「三栄製玉」として個人創業 創業
- 1965.3株式会社三栄製玉を設立(法人化)。資本金100万円 設立
- 1968.6のれん分けで(株)サンエー食品を設立
- 1969.12のれん分けで(株)福山三栄製玉を設立/武田製玉を吸収合併 合併・再編
- 1970.1商号を「株式会社広島製玉」に変更 改称
- 1971.3松山に現地法人(株)三栄製玉を設立 海外
- 1973.5株式会社三栄商事を設立
- 1975.6徳山に現地法人(株)三栄食品販売を設立 海外
- 1978.2福山市の三栄製玉を吸収合併 合併・再編
- 1978.3商号を「株式会社あじかん」に変更 改称
- 1978.6本社広島工場を広島市西区商工センターへ新築移転
- 1978.11松山の三栄製玉、徳山の三栄食品販売、大分のサンエー食品と合併 合併・再編
- 1979仕入業者による「三栄会」を発足
- 1981飲食部門を分離し株式会社政所を設立
- 1982.10鳥栖工場(佐賀県)を新築
- 1984.8「厚焼玉子の製造方法」が特許登録。同社初の登録特許
- 1985(株)大口屋の株式を取得
- 1986.4社名「あじかん」の商標登録が成立
- 1987.9(株)てんぐ(後の東京あじかん)に資本参加
- 1990守谷工場(茨城県)を譲り受け3工場体制に
- 1990.12広島証券取引所に上場 上場
- 1991.9守谷新工場が竣工
- 1992.4(株)東京あじかんを吸収合併 合併・再編
- 1992.5中国に合弁会社「青州青安食品有限公司」を設立(干瓢加工) 海外
- 1996.12大阪証券取引所市場第二部に上場 上場
- 1998.4静岡工場(静岡県島田市)が竣工・稼働
- 1999.10(株)大口屋を吸収合併 合併・再編
- 2000米飯製品の原料としてごぼうの使用を開始
- 2000.3東京証券取引所市場第二部に上場 上場
- 2001.1100%独資の「山東安吉丸食品有限公司」設立を公表
- 2002きんぴらごぼうの製造を開始。中国・臨沂/徐州の産地を訪れた社員が食堂で煎ったごぼう茶に出会う 海外
- 2003.10松山生必(株)を吸収合併 合併・再編
- 2005.5中国に合弁会社「愛康食品(青島)有限公司」を設立 海外
- 2008ごぼうの機能性研究を開始。広島大学との共同研究でごぼうポリフェノール(カフェ酸)の働きを見出す
- 2009社内プロジェクト「GAP(ごぼう茶あじかんプロジェクト)」始動。広島の焙煎士からコーヒー焙煎を学び生臭さを抑えることに成功
- 2010.5ごぼう茶の通信販売を開始
- 2011「巻寿司の日」(1月31日)を日本記念日協会に登録
- 2011社員が試験圃場でごぼうを栽培し始める。東京の展示会に初出展
- 2012.3「ごぼうのひみつシリーズ」を発売 商品
- 2012.4100%出資の農業事業子会社(株)あじかんアグリファームを設立
- 2012.10創業50周年
- 2013「Gobo de Coffee」を発売(関連特許は2016年取得) 商品
- 2013.9味堪香港有限公司を設立
- 2014「ごぼう de チップス」を発売 商品
- 2014.5味堪(広州)餐飲管理有限公司を設立
- 2017.11つくば工場(茨城県牛久市)が竣工・稼働
- 2018時間あたり600kgのきんぴらごぼう製造ラインを導入(同年特許取得)
- 2019ごぼう茶として初の機能性表示食品を発売 商品
- 2019.4(株)井口産交をグループ会社化
- 2021.1創業者の足利政春が逝去
- 2021.7100%出資の海外子会社 AHJIKAN FOODS, INC. を設立 海外
- 2023.6焙煎ごぼうの新スイーツ素材「MelBurd(メルバード)」を開発 商品
- 2024.8チョコレート風食品「GOVOCE(ゴボーチェ)」を発売 商品
- 2024.11ペットボトルごぼう茶を発売 商品
- 2025.11「GOVOCEミルク」発売 商品
- 2026.3代表取締役の異動を公表(現社長=足利直純)
- 2026.6新物流センター建設(固定資産の取得)を公表
- 2026.82027年3月期 第1四半期決算短信とあわせ業績予想の修正を公表
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出典
年表の各項目の確認に使った資料です。
- あじかんのあゆみ|あじかんについて 公式サイト
- 沿革|株主・投資家情報 公式サイト(IR)
- 会社概要(あじかんについて/IR) 公式サイト
- 日本食糧新聞(2017年4月5日・足利恵一社長就任の記事) 新聞
- 第61期(2025年3月期)有価証券報告書(EDINET) 有価証券報告書
- ごぼラボ「あじかんとごぼうのあゆみ」 オウンドメディア(運営主体の明示を確認できず)
- お知らせ一覧 公式サイト
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