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アヲハタ

食品・飲料・農産・加工食品創業1932年・94年目

1932年に中島董商店の全額出資で株式会社旗道園として創業し、1948年に青旗缶詰として再出発、1970年に低糖度ジャム「アヲハタ 55」を発売したフルーツ加工品の会社になった。

この会社の歩み

「アヲハタ」という商標は、会社より先にあった。1928年に商標「アオハタ」を「アヲハタ」へ変更登録し、1932年12月に中島商店の全額出資で株式会社旗道園が創業した。創業者は中島董一郎である。1933年2月には広島県忠海町に工場を建て、みかん缶詰の製造を始めた。1936年にはオレンジママレードとイチゴジャムも作り始めた。

1943年2月、旗道園は企業整備令により解散し、広島県合同缶詰の忠海工場として残った。1948年10月に後身の広島県缶詰が解散して工場が返還され、同年12月に青旗缶詰株式会社が設立された。創業から16年後のこの設立が、いまの法人の起点である。発起人代表は旗道園の代表者だった廿日出要之進である。1949年から1957年までは、食品工業株式会社から伊丹工場の運営を受託し、マヨネーズを製造した。

1970年6月には低糖度ジャムを開発し、「アヲハタ 55 オレンジママレード」を発売した。1985年にはプラザ合意で円高が進み、缶詰産業は構造不況業種となった。1989年2月に社名をアヲハタ株式会社に改めた。株式は1998年7月に広島証券取引所、2000年3月に東京証券取引所市場第二部へ上場した。2014年12月にキユーピーの連結子会社となり、2025年11月の株式交換で完全子会社となって上場を廃止した。本社は広島県竹原市にある。2024年11月期の連結売上高は205億円である。

年表と基本データのうち、資料で確かめられた事実(確度A・B)だけをもとに書いています。

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基本データ

正式社名アヲハタ株式会社
創業1932年12月 株式会社旗道園として創業(中島商店の全額出資)
設立(法人化)1948年12月 青旗缶詰株式会社として設立(現法人の起点)
創業者中島董一郎
創業の地東京都東京市(有報の沿革。工場は1933年に広島県忠海町)
本社広島県竹原市
上場非上場
売上高205億円 2024年11月期・連結
営業利益3.90億円 営業利益率 1.9%(計算値)
社員(単体)平均年齢 42.93歳・平均勤続 19.49年・平均年間給与 536万円 2023年11月期
主なブランド・商品アヲハタ 55、アヲハタ まるごと果実、アヲハタ くちどけいちご、アヲハタ ひとくち柑橘、アヲハタ Spoon Free
注記キユーピーの完全子会社(2025年11月1日の株式交換で上場廃止。旧東証スタンダード・旧コード2830)

数字は資料に書かれた時点のものです。調査日:2026-11-02

売上の推移

連結・単位は億円。資料で確かめられた年だけを結んでいます。

年表

38件
  1. 1928商標「アオハタ」を「アヲハタ」へ変更登録
  2. 1932.12株式会社旗道園として創業。中島商店(現・株式会社中島董商店)の全額出資 創業
  3. 1933.2広島県忠海町(現・竹原市忠海中町)に工場を建設し、みかん缶詰の製造を開始 商品
  4. 1936オレンジママレード、イチゴジャムの製造を開始 商品
  5. 1943.2企業整備令により株式会社旗道園は解散。広島県合同缶詰株式会社に統合され、同社忠海工場として存続
  6. 1947.4広島県合同缶詰が広島県缶詰株式会社に改称
  7. 1948.10広島県缶詰株式会社が解散。工場はそれぞれに返還される
  8. 1948.12青旗缶詰株式会社を設立(資本金4,800千円)。旗道園の代表者だった廿日出要之進が発起人代表 設立
  9. 1949.6食品工業株式会社(現・キユーピー)から伊丹工場の運営を受託し、マヨネーズの製造を開始 商品
  10. 1957.10伊丹工場の運営受託を終了し、缶詰製造に専念
  11. 1959.12第二工場(現・ジャム工場)を新設
  12. 1962.3キユーピー印ミートソースなどの調理食品缶詰の製造を開始 商品
  13. 1966.3株式会社竹原アヲハタを設立(後に広島アヲハタへ商号変更) 改称
  14. 1970.6甘さの少ない低糖度ジャムを開発し「アヲハタ 55 オレンジママレード」を発売 商品
  15. 1971.7株式会社アヲハタ興産を設立
  16. 1972.12本社事務所を建設し、本社を移転
  17. 1975.2株式会社東北アヲハタを山形県に設立(同年3月に東京事務所を設置)
  18. 1983.3広島アヲハタの事業を休止し、竹原工場を設置
  19. 1984.9東北アヲハタの事業を休止し、山形工場を設置
  20. 1985プラザ合意により円高が進み、缶詰産業は原料立地の利点を失って構造不況業種となる
  21. 1989.2アヲハタ株式会社に商号変更 改称
  22. 1993.8新本社社屋を建設(同年11月に竹原工場を廃止し、生産を芸南食品に委託)
  23. 1998.7広島証券取引所に株式を上場。同年、産業用加工品事業を開始 上場
  24. 2000.3東京証券取引所市場第二部に株式を上場 上場
  25. 2011.8中国に杭州碧幟食品有限公司を設立 海外
  26. 2012果実と果汁で作った「アヲハタ まるごと果実」シリーズ発売 商品
  27. 2012.4ジャムに関する情報発信拠点「アヲハタ ジャムデッキ」をジャム工場内に新設
  28. 2013広島県と「包括的連携に関する協定」を締結
  29. 2013.5チリにSantiago Agrisupply SpAを設立
  30. 2014.12キユーピー株式会社よりパン関連商品販売事業を承継し、キユーピーの連結子会社となる
  31. 2015ジャムなどの加工に適したイチゴの新品種「夢つづき」を開発 商品
  32. 2018広島大学と「包括的研究協力に関する協定」を締結/「アヲハタ果実研究所」を広島県三次市に設置
  33. 2020“凍っていても柔らかい”「アヲハタ くちどけいちご」を発売 商品
  34. 2021「アヲハタ ひとくち柑橘」を発売 商品
  35. 2022ボトル容器入りフルーツスプレッド「アヲハタ Spoon Free」を発売 商品
  36. 2025.2「アヲハタ 55」シリーズを刷新(2月20日発売)。業界紙は「55周年」として報じる 商品
  37. 2025.7キユーピーとの株式交換契約を締結(簡易株式交換)。効力発生日は2025年11月1日
  38. 2025.11キユーピーによる完全子会社化に伴い上場廃止 上場

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出典

年表の各項目の確認に使った資料です。

  1. 沿革|会社案内|企業情報|アヲハタ 公式サイト
  2. 会社概要 公式サイト
  3. アヲハタのあゆみ|知る・見る・体験する 公式サイト
  4. 第75期(2022年12月1日〜2023年11月30日) 有価証券報告書
  5. アヲハタ ジャムデッキ 公式サイト
  6. 国内初の低糖度ジャム「アヲハタ 55ジャム」が発売50周年を迎えました(2020年6月8日) 公式リリース
  7. 主要株主の異動のお知らせ(2025年7月3日・コード2830) 適時開示
  8. 自己株式の消却に関するお知らせ(2025年9月25日) 適時開示
  9. 日本食糧新聞「【速報】アヲハタ、ジャム市場成長に貢献 55周年「アヲハタ 55」刷新」(2025年2月7日) 業界紙

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